7.8 入荷品


Gondawana / A Perfect Day For Bananafish
プログレッシブロックやポストロック的なバンドサウンドを思わせながらも、これがたった一人による宅録作品だっていうんだから、驚かされる!!埼玉県在住のアーティストGONADAWANAによるソロ作品の一枚目。陰鬱なダークネスが横たわる狂気と不穏に満ち溢れたマッド・サイケ!!シックかつゴシックな様相に、プログラミングされた複雑怪奇なドラムの乱舞と、コラージュされて散りばめられた言葉が頭ん中を縦横無尽に駆け巡る!!内向的側面を持ちつつも、想像力から世界を構築していくようなスケールの広さを兼ね備えた作品で、彼がプログレやエレクトリック・マイルス、トータスなどに強い影響を受けているという点からも納得!


石田多朗 / Grandfinale
現在、東京藝術大学大学院に在籍のクリエイター石田多朗のファーストアルバム。様々なCMや、子供商品のPV音楽、絵画や写真の展覧会のBGMまで多数担当。その他、舞台映像やインタラクティブ・アートのプログラミングも手がけたりと、幅広い音楽活動を行っている彼のサウンドは、現代音楽、フォークトロニカ、トロピカル・ダブ、トイミュージックといった誰が聴いても心がほっこりしあわせになるような佇まい。エレクトロニカ前夜なリスニングテクノやChild’s Viewあたりの頃の竹村延和さんなんかが好きな方にはおすすめしたい!
昨今の型にはまりきったエレクトロニカシーンと比べてもオリジナルな響きとテイストがしっかりあって、ジャンル定義がカッチリ固まり過ぎる前には、エレクトロニカ(的なもの)にも、こういう面白いサウンドがもうちょっと多かったよなあ〜?とか、聴きながら思い出しました。久々にエレクトロニカが盛り上がる前のわくわく感みたいなものも感じました。

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Gondawana / A Perfect Day For Bananafish
石田多朗 / Grandfinale

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hirotec / conversation