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永田一直 / 永田一直の世界 DJMIXシリーズVol.2 〜都会の泣き篇〜
様々な人たちが行き交う都会の人間交差点。今日も路地裏でひっそりと涙を流す人の影。涙を流すのは女だけじゃないでっせ、男もたまには涙色に濡れたバラードを。永田一直氏のディープな和もの世界、第2弾は都会の泣きにまつわる楽曲が満載。冒頭の小野木久美子さんの「マジカル・ナイト」からすでに涙腺が…。横溝正史シリーズ〜金田一〜犬神家の一族、虫プロ哀しみのベラドンナ〜カリオストロの城〜野生の証明などの大野雄二関連ものと、ゆるやかにハンカチ離せない、情感溢れまくりのムードがじわわわわあああっとたっぷり立ち込めてます。伸びやかに歌う歌声に、缶ビールでほろ酔いに、歌詞にじっくり耳を傾けちまった日には、どっぷり浸らずにはいられないっすよぉ…。笑顔の向こうには、誰かの流した涙がある。たまには後ろふり返って、泣きたい夜が誰にもあるアダルトな都会の泣きミックス。
永田一直 / 永田一直の世界 DJMIXシリーズVol.1 〜大都会・立志篇〜
都会の泣きややさぐれ、青春から地獄までをどっぷりと見せてくれる元トランソニック、現ExT Recordingsオーナー永田一直氏による大人のディイイイイップゥな世界、永田一直の世界シリーズ第一弾でっす！斉藤清六さんの未知との遭遇ディスコヴァージョンから始まり、そこからアメリカ横断ウルトラクイズへ突入した時点で、なんか変で愉快で最高な世界が切り開かれます！！楽しい予感！未知なる冒険の始まり！追跡テーマで、潜り込む永田一直の深い深い大都会！荒れ狂う男のシャウトがなんじゃこりゃ？なディスコから頭脳警察じゃなくて、内田裕也が歌う「コミック雑誌なんかいらない」、UFOものから悪役ピラニア軍団ものまで…いやあああ、初めて訪れる大都会の迷路にさまよいこんだ気分です。少々ビクビクしながらも好奇心で飛び込んでみたらば、こんなに知らない世界がたっぷりと…。
yui onodera / entropy
国内外問わず、自らの探究を続ける音楽家の作品を紹介するために発足された東京の新レーベルtrumn(トラム)。第2弾リリースは、and/OARを筆頭に様々な海外レーベルから作品を発表する音響シーンにおいて若干26歳という若さですでに貫禄すら感じるyui onoderaの作品。こちら2005年に自身が運営するcritical pathから自主プレスリリースされるも、短期間で完売してしまった今となっては入手困難であった幻の1stアルバムの再発盤。リイシュー盤といっても、新装されたのはジャケットのみであり、曲順構成やミックス、マスタリングにおいて、一切の必要がないとの決断を下したという。ギター、フィールドレコーディング、エレクトロニクスなどの素材を用いて、プロセッシングされた陶酔と至福のドローンサウンド。揺らぎの中でまるで時間が止まったように、鼓膜を覆うのは静かな温もりのような感触、そして圧倒的なまでに美しい金色のネバーエンド。まるでまだ見ぬ未開の地を遠くから思い描くような靄がかった世界観が、アートワークのみならず、音響世界からも聴いてとれます。
tamaru / figure
国内外問わず、自らの探究を続ける音楽家の作品を紹介するために発足された東京の新レーベルtrumn(トラム)。記念すべき第1弾リリースは、横川理彦、杉本圭一との音響トリオ・バンドinstallingのリーダーであり、ソロとしてはzero gravity、1040/1050から主にベースを用いた音響作品を発表し続けているtamaru。ベース演奏作品としては2000年に発表されたbasso continuo以来2作目となり、収録された全ての楽曲が無編集、ノンオーバーダブの即興演奏とのこと。長時間体感していると、まったく時間軸が分からなくなるような世界観。まるで空の世界に鳴る音楽。ゆっくりとした雲の流れを一日中何もせずに、じっと眺め続けるような。ベースのみという限られた制約の中で、これだけ豊かな表情を見せてくれるのだから、本当に素晴らしい！昨今のDTM以降には、幾重にも重ねられ構築された音響作品は、ごく当たり前のように溢れ返っていますが、このシンプルかつ重厚な響きを聴けば、鳴らす人間によってはそんな小細工はまったくもって不必要だという事を実感させられてしまう強度の高すぎる音響世界。音楽家として長いキャリアを誇るtamaru氏のまさに集大成とも言うべき、孤高の静けさと唯一無二の力強さを感じる作品。
本日の入荷品：
永田一直 / 永田一直の世界 DJMIXシリーズVol.2 〜都会の泣き篇〜
永田一直 / 永田一直の世界 DJMIXシリーズVol.1 〜大都会・立志篇〜
yui onodera / entropy
tamaru / figure
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EeL / aimai
